子供用立体マスクの作り方 |園児~小学校低学年向けサイズ
4月に入園入学する子供さんのマスクのオーダーがあったので、急ぎ作りました
無地がよいとのことだったのだけど、ちょっと地味だったかなあ。
和柄もおまけに作ってみました。1年前からマスクをたくさん作ってきました
型紙は、ネット上にたくさん無料で提供してくださっているので、その中から選んでいます。
使用したパターン
子供用は、peta-peta patternさんの型紙小学生サイズをよく使っています。
DLしてプリントアウトしたら、繰り返し使えるように厚紙に貼りつけます。
あまり厚すぎるとカットするのが大変です。
マニラボール紙や菓子箱などを利用しています。
ゴム紐を通す部分の幅が狭いタイプの型紙なので、少しアレンジしました。(作り方[1])
準備するもの
材料:表布、裏布(今回はダブルガーゼ)、 マスクゴム50cm
道具:裁ちばさみorロータリーカッター、糸切りばさみ、クリップorまち針、ゴム通し
作り方
[1]表布を中表にして、型紙に合わせて裁断する。
斜線(ピンク)は、型紙の原型より5㎜長くした部分。
[2]裏布は、図のように1cm短くして裁断する。
[3]重ねたまま、点線(端から5㎜くらい)のところを縫い合わせる。
[4]開いて、表側から点線のところにステッチをする。
ポイント:ステッチをする前に、縫い代を倒して手で押さえる。アイロンでもよい。 表も裏も同じ方向に縫い代を倒す。
[5]ステッチは縫い目から2mmか3mmのところにする。
[6]表布に続いて裏布も同様にステッチをする。
[7]アイロンをする。縫い代の上下(はみ出しているところ)をカットしておくとよい。
[8]表布と裏布を中表にして、裏布が2㎜はみ出るようにクリップか待ち針で留める。
[9]上下とも、裏布の端から7㎜のところを縫う。
[10]表に返して端を整える。アイロンをしてもよい。好みで上下にステッチを入れてもよい。ゴム通しになるところを、2.5cm折る。アイロンをしてもよい。
[11]さらに、端から1cmのところ([10]の点線)を折って、三つ折りにする。
[12]三つ折りにしたゴム通し部分(端から1.2cmが1.3cmのところ)を縫う。
ゴムを通して、完成です。
便利グッズ紹介
ロータリーカッター
生地の裁断は、ロータリーカッターがとても便利です。
生地の上にマスクの型紙を置いたら、型紙通りに転がせばカットできます。
使っているのは、OLFA ロータリーカッターS型28mmです。
はじめは45㎜刃の物を使っていましたが、小回りが利く28㎜刃にかえました。
予備の替え刃を購入しています。
OLFAの製品以外にも、ロータリーカッター45mm【クローバー手芸用品】やセーフティロータリーカッター(45ミリ刃)アウトレット品などあります。
ロータリーカッターを使うときは、カッティングマットが必要になります。
カッティングマット
私は、60cm×45cmのオルファ/カッターマットを使っています。
小物を作る時は、この大きさで十分ですが、洋服を作るときは、大きいサイズが欲しくなります。
両面使え、目盛りつきなので便利です。
糸切りばさみ
糸切りばさみは、握りばさみをお勧めしたいです。
穴のあるタイプは、その都度穴に指を入れなければなりませんが、握りばさみはその数秒の煩わしさがありません。
使い始めたら、手放せなくなりました。
販売用の準備
販売用に作った園児~小学校低学年用(男の子向け)のマスクです。
どれもダブルガーゼを使っています。
下の小さなマスクは、3歳の孫にちょうど良いくらいの大きさです。
1年前の今頃から、布マスクの需要が急増して、毎日作っていましたが、今年はボチボチ作っています。