自分サイズのシンプルライフ

ハンドメイドを楽しむシンプルな日常

老眼鏡を使い始めて20年|またまた近づいてきた買い替えの時期

f:id:rebrille:20210922202719p:plain持っている眼鏡は、今は使っていないものも含め6個です。

どれも老眼鏡。

うち2個が遠近両用眼鏡です。

リーディンググラスとかシニアグラスとか言われています。

老舗の眼鏡店で言われたこと

近くの文字が見えづらくなってきたのは、40代後半だったでしょうか。

結構早くから老眼化し始めました。

仕事で支障をきたすようになってしまい、初めて老眼鏡を買いました。

 

初めてというので、ちょっと緊張して地元の老舗の眼鏡店に行ってみました。

貫禄のあるオーナーさんが言いました。

「老眼の眼鏡はね、消耗品だよ。」

「視力は少しずつ進行するので、それに合わせて数年で買い替えが必要になるよ。」

「だからね、そんなに高いものは買わなくていいよ。」

 

初めての老眼鏡はその店で作りました。

結構、高かったです。

遠くはまだ大丈夫だったので、近くだけがよく見える眼鏡でした。

自然と鼻眼鏡になって友人からも笑われていましたが、それもいつしか互いに慣れて当たり前のようになっていました。

MUJIの老眼鏡

f:id:rebrille:20210922202727p:plain2008年11月からしばらくの間使ってた老眼鏡です。

地元の無印良品のショップにはなかったのですが、京都のショップで買いました。

形は同じで、フレームの色は5種類くらいが販売されていました。

レンズがセットされているので、自分の視力に合ったものを選んで買えばいいだけでした。

とてもお手軽。

1個が1500円もしなかった気がしますが、忘れました。

勢いで3本も買ってしまいました。

 

この眼鏡の気に入っているところは、レンズの幅が狭いことです。

画像では分かりにくいかと思いますが、一番幅の広いところが(フレームを含めて)1円玉と同じくらいです。

とてもコンパクトです。

ケースもとてもシンプルで小さいです。

右側だけポケット口などにひっかけられるようにってことだと思いますが、ヘアピンのような金具がついてます。

たまに、眼鏡をかけ忘れて出かけることがあったので、1本はバッグ、1本は職場の引き出しに入れておいて、予備の眼鏡として使っていました。

度数が合わなくなって、廃棄処分となりました。

今も販売されているのでしょうか。

街の小さな眼鏡屋さん

お気に入りの眼鏡店は、使い始めた眼鏡がよく似合っていた知人に紹介してもらった店です。

当時は、オープンして間もない頃で、

「細々としております。いつ閉めなければいけなくなるか分からないのですが。」

と、とても低姿勢な店主さん。

そんなことを言われたので、その店の前を通るたびに、閉店していないかと気にしていました。

確かに細々と感はありますが、店主さんの人柄か経営方針か、固定客も増えたようです。

大手チェーン店や老舗店のようにたくさんの眼鏡が並んでいるわけではありませんが、一つ一つをていねいに見るのにはちょうどよい感じです。

店主さんのこだわりが感じられたり、クラシカルなフレームが目を引いたり、楽しめます。

流行を意識しつつも、流行に左右され過ぎないという思いが伝わってくる気がします。

広くて大きなチェーン店にも、小さな個人経営の店にも、それぞれのよさがありますよね。

f:id:rebrille:20210922202738p:plainその眼鏡屋さんで、ある日ナスの眼鏡ケースをいただきました。

店主さんが、ナスとソラマメのケースを並べ、とてもにこやかな顔で

「どちらがいいですか?」

って聞かれたんですよね。

ライトグリーンのソラマメとこの2つのケースを見比べながら、

「どっちも要らないですよ。」

っていう言葉を呑みこんで

「じゃあこちらを。」

って言ってしまってました。

今まで使っていたフレームに、サービスでレンズを入れてもらった眼鏡だったので、我儘が言えませんでした。

大手スーパー内のおしゃれな眼鏡店

f:id:rebrille:20210922202902p:plain眼科を受診したとき、めがねが合わなくなってきていたので、ついでに処方箋も作ってもらいまいました。

年齢を重ねるに比例して視力が衰えていきます。

初めて遠近両用眼鏡にすると決め、ちょっと気分転換をしてみようかなと思って、訪れるのは新しい眼鏡やさんにしてみました。

 

いつもの馴染みの眼鏡屋さんに行けばよかったと後では思ったのですけど。

使っているフレームでは遠近両用のレンズが入らないみたいで、新しいフレーム選びに少々悩みました。

しっかり予算オーバー。

遠近両用眼鏡は、合う合わないの個人差があるみたいです。

慣れるまでちょっと大変かもと言われましたが、慣れるに至るほど使いこなせなかった眼鏡になりました。

鼻パッド付き眼鏡とブリッジだけの眼鏡

f:id:rebrille:20210922202815p:plain鼻パッド(鼻あて)は、鼻にあたる部分です。

劣化が起きやすい所です。

肌に触れているので化粧や汗がついて、日々の手入れも追いつかなくなり汚れてしまいます。

シリコンで作られているものが多く、黄色く変色してきます。

使っているうちに固定する力が弱るのかずり落ちやすくなることや何かの衝撃で、向きが微妙に変わってしまうこともあります。

眼鏡跡ができるのが一番嫌です。

馴染みの街の小さな眼鏡やさんに眼鏡跡を相談したら、こんなのもありますよと紹介されたのが、鼻パッドがないタイプの眼鏡。

いろいろな種類があるようですが、私が使っているのは、単純にブリッジだけのタイプ。

今使っている2本の眼鏡(遠近両用と近用)がブリッジだけです。

鼻の上にちょこんと乗せています。

全く跡ができないというわけではないですが、軽量になったことは嬉しいです。

近頃、度数が合ってないのではと思うことがあるので、そろそろ買い替えかな。